ITパスポート試験概要

技術者にとって入門編であると同時に、ユーザ側担当者も受ける試験

IT関連資格は数多くありますが、ITパスポート試験は国家試験であることが特徴です。
正確には、国家資格となっている情報処理技術者試験の一つがITパスポート試験です。

 

この情報処理技術者試験は、全部で12種類あり、4段階のレベルに分かれています。
その中で、ITパスポート試験は、最も簡単なレベル1に分類される唯一の試験となっています。

 

このことから技術者だけでなく業務部門などITを活用する立場にある人も受験しています。試験でもテクノロジ系と呼ばれる技術関連の問題だけでなく、経営戦略などストラテジ系と呼ばれる問題やマネジメントに関する問題も出題されます。

 

IT技術者にとっては入門編となる試験であると同時に、IT系でない一般の企業(ユーザ企業側)のシステム担当者も受ける試験となっています。

 

参考までに情報処理技術者試験のレベルによる分類は下記のとおりです。

レベル1

ITパスポート試験

レベル2

基本情報技術者試験

レベル3

応用情報技術者試験

レベル4

ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
情報セキュリティスペシャリスト試験
ITサービスマネージャ試験
システム監査技術者試験

試験概要

名称(略称)

ITパスポート試験(IP)

試験形式

CBT(Computer Based Testing)形式により実施
※情報処理技術者試験の中では唯一CBT形式で行われている

試験時期

随時(ホームページ上での申込時に会場と日時を選択できる)

試験時間

165分(2時間45分)

出題形式

すべて多肢選択式(四肢択一)
記述式の問題は出題されていない

問題数

全100問(内訳)小問形式84問、中問形式16問
・小問形式とは、一問一答形式の問題
・中問形式とは、文章を読んで関連する複数の問いに答える問題(一つの文章あたり4問出題)

合格基準

総合評価点が600点以上(1000点満点)
分野別の評価点が300点以上(1000点満点)

PR

IT関連資格の中での位置づけ関連ページ

受験者数と合格率
ITパスポート試験の受験者数と合格率を掲載。ITパスポート試験は、22年度春期など50%を割り込んだときもありますが、基本的には50%以上の合格率となっています。
試験範囲
ITパスポート試験の試験範囲をストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分けて掲載。経営や法律に関する問題からプログラミングまで出題範囲は広いですが、どの分野も基本的な問題ばかりですので、試験の難易度は高くありません。
ITパスポート試験の価値はどのくらいか
ITパスポート試験の価値がどのくらいなのかについて現場での実務面などを含めてまとめています。技術力を示すものとしては弱い資格ですが、決して価値がないわけではありません。
ITパスポート取得で年収、給与はどのくらい上がるか?
資格を取得することのメリットには自分のスキルを客観的に証明するということもありますが、より直接的に給料(年収)アップにつなげるということもあります。そこで、ITパスポートを取得すると、どのくらい給料が上がるのかについて調べてみました。